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コラム『東ティモールで働く』
現地赴任スタッフ丹羽から送られてくる業務日誌を読んで国内スタッフが印象に残ったこと,驚いたことなどを若干の編集を加えながらご紹介します.

CDIC(地域国際活動研究センター)
計画を立てることが苦手かも(第1回)
東ティモール人全てに当てはまるとは思えないが,予定を立てること,予定通りに事を運ぶことが苦手だと思う.

予算を確認していても直前になって話が変わるし,段取りをつけず流れるままに流されるし,そのときになってみないと分からないと言ったことがとても多い.

不思議なこと(?)に再度コンタクトを取るであろう人物の電話番号を何故かメモしないのだ・・・

東ティモールの携帯電話はプリペイド式.コインで削るスクラッチの紙(プルサ,と呼ばれている)を購入し,それを削ってそこから出た番号を登録する方式である.携帯電話の普及率は高く,電話好きな国民性だと思う.

私たちの相棒団体(Counterpart)はOrganizasaun Mankledu(以下,OM)のスタッフはなぜかこのプルサを節約して一軒一軒,車を使ってまわろうとすることがある・・・刑事の地取り,かんどりより非効率だ・・・車でまわったところでガソリン代がかかるだけだし、時間がかかって効率も悪い・・・。(ちなみにガソリン代は日本とそんなに変わらないので物価から考えると電話の方が格段に安い)

しかも彼らは交渉が下手だ・・・
ダメと言われたらすぐに引き下がってしまう.

例えば以前,ナーサリー(苗木を育苗するための小屋みたいなもの)の土を入れ替えるためにトラックを借りようとしたことがあった.地域住民にトラックが借りれるかをのOMスタッフに交渉してもらったのだが・・・

交渉先で「トラックが空いていない」と言われるとすぐに諦めてしまう.

私が再度聞いてみたところ、別の日ならOKとのことであった。

もしこの後の交渉で全てのトラックが借りられないのなら選択肢のひとつとして考慮し、値段と連絡先くらい聞いておくべきだと思うのだが,そういったことはなかなかしない・・・

さらに、トラックを探している最中,トラックが何台か通り過ぎる.「声をかけて聞いてみたら?」とOMのリーダーに助言するとなんだかもじもじしている.そうこうしているうちにトラックは通り過ぎていくのであった・・・

リーダーは色々なことについて決断を下すのも役割のひとつ.ひとつひとつにそんなに悩んでいたら話が進まないと最近伝えたばかりだが・・・。
(ついこの前も近場に出張へ行く際に、昼食をどこでとるのか延々悩んでいたこともあった・・・・・・)


日本の慣習(?)を押し付ける必要はないのかもしれないが,とにかく「効率」は悪い・・・

東ティモールで何かをしようとするととても時間がかかるのだ・・・

CDIC(地域国際活動研究センター)
スーパーアドバイザーSr.ライモンド(第2回)
植林を軸としたコミュニティづくりを進める「緑のコミュニティ新生プロジェクト」.現地の生態系にあった植林技術を教えてくれるのはライモンドさん.

見た目はレゲエのおっさんだ.

上述したように計画を立てるのが苦手なことが多いTimor人の中で,ライモンドさんはスペシャルだ.自分の持っている知識を包み隠さず教えてくれる良き先生.

なんでも植林技術はインドネシアで学んだとのこと.OMの植林の先生でもある.

とても印象に残った言葉がある.

『お客さんから声がかかってから栽培を始め、お客さんを待たせるようではだめで、いいものをどんどん作って準備する。そうすると声がかかるようになる。』

これは植林のみに言えることではなく,色々な場面にも当てはまることだと思う.

はっとさせられた一言だった.

CDIC(地域国際活動研究センター)
しばらくお待ち下さい.
お待ちください.


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