CDICの活動

 【海外編】




 
 
Project1 
   農業開発支援


 2003年よりバザルテテ郡ファトマシ村にて農業開発支援に取り組んできています。
 農家への有機農法を紹介し、専門家を派遣したり、種子を提供したりしてきました。
特にトマトなどの野菜に関しては、村の要望が強く、ワークショップ開催も数回行い、非常に好評がありました。5年経過した2008年にいったんそれまでの事業評価を行い、ファトマシ村での農業開発支援を中止しました

Project2 
     植林活動


 2008年より現地NGOのFirma Buras(※)をカウンターパートとし、1500本/年の植林を行っています。

※Firma Burasは現在、Organizasaun Mankledoに改名しました。

 東ティモールの森林は、植民地時代インドネシア軍のゲリラ対策と村民たちの燃料確保、焼畑によって破壊されてしまいました。そのため生活に必要な水を蓄える土壌や水源が失われてしまったのです。
 そこで、私たちは植林により水源地を支える水源林の保護育成を開始しました。現在までに植林した木は順調に成長しています。
 今後は、環境保全のため次世代の人材育成が重要と考えています。そのため学校での環境教育の実施も視野に入れています。

 Project3  
   女性の自立支援 
    (伝統手織物)


 首都ディリにある協働組合「ハダディン」(現地語で「芽生え」の意味)に資金協力をしています。
 戦争で夫を亡くした妻や、幼児がいて働きに出れない女性が工房で働いています。
 彼女たちは東ティモールの伝統手織物
「タイス」を生産しており、糸は草木染で染め上げ、1枚1枚を丁寧に織っていきます。彼女たちのタイスはキメが細かく滑らかな手触りが特徴です。出来上がった生地は腰に巻いて衣服としてはもちろん、かばんや財布などに加工して販売もしています。
 当団体は、これらの商品をフェアトレード品として輸入しオゾンと協力しながら日本国内で販売しています。


<タイス取り扱い店>
フェアトレードショップ オゾン
 
http://aift.jp/

コラム「東ティモールで働く」はこちら

ある日の現地赴任Staffの1日<海外編>


  7:00  起床
  7:30  朝食、Mailチェック。滞在客との情報交換
  8:30  現地アシスタントスタッフ出勤。レンタカーでMaumeta村へ
     出発
 10:00  Maumeta村に到着
       現地スタッフと打ち合わせ、ナーサリーで作業、
      現地スタッフに会計トレーニング
 12:00  現地スタッフとLunch MTG

 13:00  植林地にて植林した苗木の確認や下草刈り、写真撮影
 15:00  現地スタッフと作業に使う消耗品の買い出し
 16:00  Diliへ向かう
 17:30  Dili滞在ホテルに到着。夕食の買い出し

 18:00  夕食(自炊)
 19:00  Mail返信
 20:00  入浴、休憩
 22:00  領収書の整理、翌日の準備(Tetun語にて資料作成)、
      Tetun語の勉強
 23:00  就寝



※現在,現地赴任スタッフはLiquica県Maumeta村に赴任しています.


 JICA 委託事業

 「マウメタ村 緑のコミュニティー新生プロジェクト  



【プロジェクト目標】
「村人とOrganizasaun Mankledoの協力でマウメタ村にコミュニティの運営基盤ができる」

 活動(2012年まで)

 1)若者グループの植林技術向上を図る
 
 2)女性グループが苗木育成能力や販売する能力を習得するための支援をおこなう。
 3)村の問題を解決する組織作りを支援する。


 活動(2013年改定)

 1)植林技術向上を図る
 
 
2)組織運営能力向上


  
<JICA草の根技術協力パートナー型>
  本事業の概要についてはこちら




1)若者グループの植林技術向上を図る

Dili市はDare地区にある苗木生産協同組合をカウンターパートNGOとともにたずね、苗木の育苗に関するノウハウを学びました。 これは土づくりについて聞いているところです。 これは接木。東ティモールでは接木の技術はインドネシアによってもたらされたそうです。

<ナーサリー運営>

現地に設置したナーサリー。女性の社会進出の機会も兼ねて村の女性が管理運営をしています。 コンポストづくりを村人と実践。 東ティモールの土壌は非常に痩せていて植物が育つには厳しい環境です。重要なのは土作り。小規模なものでまず作り方を学びます。 Ai haliにマーキング。植林の際、なるべく生態系に与える影響が少なくなる様に地域産のものや繁殖力が強すぎないものを選択します。マーキングをすることによって種類ごとの生長効率について調べます。

<団体運営について学ぶ>

会計トレーニング。予算を管理することを覚えてもらいます。将来的には独立して運営をすることが目標です。 苗木の市場価格調査。生産した苗木の売却益で将来的には団体をまわすため、市場価格の調査について実践します。Julietaは緊張でガチガチ(笑) 作業の計画について話し合い。「3日先のことを考えない」と言われるほど計画を立てるのが苦手な彼らですが、少しづつ慣れていっているようです。


2)女性グループが苗木育成能力や販売する能力を習得するための支援をおこなう。

女性のエンパワーメントワークショップ。PARCICとそのカウンターパートHanoin ba oinに講師を依頼し、Maumeta村で女性の就業機会について考えました。 Hanoin ba oinが製品化したキャッサバチップス。品質にこだわった逸品です。 WS後の自由意見交換ではたくさんの村の女性が質問に。村の女性は基本的にシャイですがみな社会進出について興味があるようです。


 独自事業

ハダディンにてEldaと撮影(事務局長 杉本 正次)

 CDICの友好団体であるオゾンと協力して女性グループ「ハダディン※」にてタイス(Tais)を活用した新商品を開発しています。
 「ブックカバー」、「コースター」、「バッグ」など実用的な商品を提案し、その一部を日本でも販売しています。商品は、フェアトレードのお店、オゾンにて購入できます。

 
※1点、1点手づくりのため、数に限りがありますのでご了承下さい。

 2012年国際ソロプチミスト名古屋さまからクラブ賞の形で支援をしていただいています。
 (詳しくはこちら


ハダディンとは・・・
ハダディンは東ティモール独立前から活動をしていて、伝統織物タイスの技術を女性に教え、自立できるようにサポートしている団体です。平和になった今も、東ティモールでは企業がないため、失業している人がたくさんいます。 女性が職を見つけるのは特に困難です。 CDICは2003年にハダディンと出会い、協力してきました。 ぜひ私たちと一緒に応援してください。


 助成金事業

 「東ティモール国マウメタ村の子ども環境クラブの育成と総合環境教育」




 マウメタ村地域の2つの学校で環境保全活動クラブをPTA、現地NGOおよび当センターでつくり、学校園の維持管理や1人1鉢活動、環境ポスターの掲示など総合的な環境教育をしています。


  <地球環境基金>
  
地球環境基金のサイトはこちら


2011年10月25日 〈ポスター作り、マウメタ村第六小学校〉 CDICスタッフや地域NGOからの環境に関するキーポイントを聞きながら、ポスター作りに励む児童たち 2011年11月23日 〈ポスター作り、マウメタ村中学校〉 ポスター作りに真剣に取り組む生徒たち 2012年1月23日 <一人一鉢活動、マウメタ村第六小学校> 前に出て恥ずかしそうに苗を受けとる児童

2012年1月23日 <一人一鉢活動、マウメタ村第六小学校> 苗の授与終了後のCDICスタッフからのあいさつと地域NGOから今後の苗の育て方の説明 2011年11月23日 〈学校園作り、マウメタ村第六小学校〉 学校の裏庭に児童が持ち寄った空き瓶を使用して花壇作り 2012年1月24日 〈学級園作り、マウメタ村中学校〉 休み時間を利用し、学級園の作成をしている生徒

2011年11月5日 〈交流会、ディリ聖ペドロ中・高校〉 各グループに分かれ高校生が小学校の児童に庭の説明をしている 2011年11月5日 〈交流会、ディリ聖ペドロ中・高校〉 高校生の説明を真剣に聞く小学校の児童たち 環境クラブには、小学生150名、中学生154名の児童生徒が参加。学級園を作る際には家から材料となるガラス瓶を持参したり、 苗木を植える穴を自分たちで掘ったりするなど、ほぼ全校あげての活動に。